2022年9月7日
岡山県信用保証協会
日本高速道路保有・債務返済機構が発行する
ソーシャルボンドへの投資について
岡山県信用保証協会(代表者名:佐藤 一雄、以下「当協会」という)は、このたび、日本高速道路保有・債務返済機構(以下、「同機構」という)が発行するソーシャルボンドへの投資を決定しましたので、お知らせします。
「ソーシャルボンド」とは、社会的課題の解決に資するプロジェクト(ソーシャルプロジェクト)の資金調達のために発行される債券のことであり、グリーンボンド・サステナビリティボンド等とともに、ESG(1)投資の対象となります。
同機構のソーシャルファイナンス・フレームワークは、国際資本市場協会(ICMA:International Capital Market Association)が定める「ソーシャルボンド原則」及び金融庁「ソーシャルボンド・ガイドライン」に適合する旨、格付投資情報センター(R&I)からセカンドオピニオンを取得しております。
ソーシャルボンド発行による調達資金は、同機構が担う高速道路事業における債務のリファイナンスに充当され、「持続可能で強靭な国土の形成」、「地方創成・地域活性化」という社会的課題の解決に活用されます。同機構の事業は、国連の策定する持続可能な開発目標(SDGs)(2)のうち、「目標3:すべての人に健康と福祉を」、「目標8:働きがいも経済成長も」、「目標9:産業と技術革新の基盤をつくろう」、「目標11:住み続けられるまちづくりを」、「目標13:気候変動に具体的な対策を」等の達成にも貢献します。
当協会は、ソーシャルボンド等への投資を継続的に実施することで、今後も社会的責任を果たして参ります。
<債券の概要>
銘柄:第288回日本高速道路保有・債務返済機構債券
年限:20年
発行額:150億円
発行日:2022年9月12日
(1) ESGとは、環境(Environment)、社会(Social)、ガバナンス(Governance)の英語の頭文字を合わせた言葉。「ESG投資」とはこれらの要素を重視・選別して行う投資のこと
(2) 持続可能な開発目標(SDGs)とは、2015年9月の国連持続可能な開発サミットにて採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」が掲げる、加盟各国が2030年までに達成すべき17の目標と169のターゲットのこと
以 上