令和5年2月10日、令和4年度金融機関合同勉強会を開催しました。この勉強会は、長引くコロナ禍や物価高騰の影響、またゼロゼロ融資の元本返済開始のピークを間近に控える事業者に対して、県内の信用金庫・信用組合と当協会が経営支援についての共通の認識を持ち、より一層連携して伴走支援に取組んでいくことを目的として開催されました。
これまでの金融機関合同勉強会は当協会業務についての説明やディスカッションを行ってきましたが、前回(令和元年6月開催)から約3年ぶりの開催となった本勉強会では、金融庁監督局の渡辺茂紀室長補佐を講師にお招きし、「事業者支援ノウハウ共有から考える伴走支援と連携について~気づきと『業種別支援の着眼点』の紹介~」と題し、講師ご自身の信金勤務時代のエピソードを交えながら、事業者支援のアプローチ方法や業種別支援のポイントについてお話しいただき、参加機関の職員が伴走支援・機関連携の重要性について理解を深める場となりました。
グループディスカッションでは、各機関における取組みや、明日からできる事業者支援について話し合い、渡辺様から信金勤務時代の経験も踏まえたアドバイスをいただき、情報共有・意見交換を通じて参加者同士の連携強化に繋がりました。
この度の勉強会を通じて学んだことを今後の事業者支援、更なる機関連携に活かしてまいります。